イスラムの人とは違うけど、人目をはばかる時に、江戸時代には、例えば小袖頭巾という、着物の袖をちぎったような頭巾を利用していました。着物の袖をすっぽり被るんだからある意味奇妙ですが、それが、私はいません見えないでしょという、見立てというかルールで、江戸時代ってこういう、見立てと言うかルール・マナーみたいなものが結構いっぱいあって面白いんですよね、例えばズキンかぶれば、私は頭巾をかぶってるので見えないでしょっていうルールと言うか、約束なんですよ。例えば、只今オフレコの行動中ですって宣言しているようなもので、大名の家老とかが、吉原に出かけて遊んでるときなんかもズキンかぶって出かけるんだと思うけど、それが許されるというるーるなんですよ。大人の暗黙の了解で許されるわけよ、